2018年10月1日
今月のおすすめ【シェリー】
今月のおすすめは、スペイン王家の結婚式でも振る舞われた、老舗シェリーブランド、"スレタ"をご紹介します。
 デルガド・スレタ
【DELGADO ZULETA】
所在地:スペイン/サンルーカル・デ・バラメダ
デルガド・スレタ社は1744年に創立。ドン・フランコ・ヒル・レデスマにより創設された、もっとも古いシェリー生産者のひとつです。
シェリーの中でも海沿いのサンルーカル・デ・バラメダで産されるフィノタイプを、特別にマンサニーリャと呼び、そのマンサニーリャの有名銘柄のひとつが「ラ・ゴヤ」。
デルガド・スレタ社のブランドネームです。

マンサニーリャ ラ ゴヤ
【Manzanilla La Goya】
葡萄品種:パロミノ100%
参考小売価格¥2,300(税抜)
デルガド・スレタを代表する熟成マンサリーニャ。ソレラ方式で5〜6年熟成させたもの。
炒ったアーモンドや柑橘系の皮、それにカモミールの香り。軽やかな辛口ながら柔らかみがあり、長い余韻が愉しめます。
現スペイン国王である、フェリペ6世ご成婚の晩餐会で振舞われました。
おススメの愉しみ方♪♪
海に面した産地で造られるシェリーには同じく塩味を帯びた海鮮料理がとてもよく合います。といっても難しいものではなく、お家で作れるもので十分に楽しめます。いわしのマリネ、タコのアヒージョなど、今はおつまみレシピサイトもたくさんあるので、参考にするのも良いかもしれません。
この時期でしたら、秋刀魚の竜田揚げやキノコソテーなどで季節感を取り入れたり、身近なところではジャコの酢漬けもとってもおすすめです!
乾燥しているちりめんジャコを酢に浸すだけの簡単レシピですが、ラ・ゴヤとの相性は抜群!是非お試し下さい!!
他には、グルメな缶詰め、生ハム、オリーブ、チーズなど手軽に用意できるものから、少し手を加えて、お料理の隠し味に「ラ・ゴヤ」を加えてみてはいかがでしょうか。
飲み方としてはストレートがスタンダードです。少し冷やしても良いですね。開栓してからもワインより日持ちがしますので、一気に飲み干さなくても大丈夫!
ラ・ゴヤと共に秋の夜長をお過ごし下さい。
PICK UP!
マンサニーリャ エン ラマ ゴヤ エックスエル / Manzanilla En Rama Goya XL
ラ・ゴヤの中から優れた原酒をセレクトし、10年の熟成を施した新アイテム!
無ろ過のため「エン・ラマ=生」と表示しています。香ばしいナッツ系のフレーヴァーを持ち、複雑で深みのある辛口の仕上がり。
参考小売価格 ¥3,500
オロロソ モンテアグード / Oloroso Monteagudo
ワインにアルコールを添加し、酸化させて豊かな香りとデリケートなコクがあるタイプ。ボディは厚め。
スレタのオロロソ・モンテアグードはソレラシステムで10〜12年熟成させた辛口シェリー。
参考小売価格 ¥2,500
ペドロ ヒメネス モンテアグード / Pedro Ximenez Monteagudo
極甘口タイプ。日本では辛口が主流ですが、海外では甘口タイプが人気のようです。
ベルベットのような舌触り、たっぷりとしたボリュームに長い余韻、甘草やコーヒーの香ばしいアロマが大変魅力的です。食後にゆったりといかがでしょうか。
参考小売価格 ¥3,700
生産量のじつに90%がマンサニーリャのZULETAですが、アモンティリャードやオロロソも小量ながら生産しています。
下記にあります、シェリー取扱銘柄一覧にて他銘柄をご紹介しております。是非一度ご覧下さいませ。
※シェリー取扱銘柄一覧
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